日々のブログ

Un Chien Andalou

【タリーズの逆襲】近年オシャレになったコーヒーショップの裏側


タリーズコーヒー、最近増えたと思いませんか?

 

 

 

「あれ、こんなところにタリーズがある…」

と、前まではスタバかドトールしか注意してみてなかった私ですが、気づけばタリーズを見かけることが多くなっていました。

f:id:sun0flower5386:20180416221058j:plain

そして最近はパソコンをいじるようになってWi-Fi環境が必須となった今、もう外ではタリーズかスタバを探すのが定番となっています。そして個人的にはタリーズの方がフードが多いので、タリーズ率高めになってます。スタバはちょっと意識高すぎるわという人に最適。

 

 

 

果たしてこれが大人になった証拠なのか、それとも子供のころはただタリーズに気を配っていなかっただけなのか、事実としてタリーズが台頭しているのか…

 

 

 

ちょっと気になったので、タリーズコーヒーについて調べてみました。

 

 

 

タリーズコーヒーの歴史 in USA

f:id:sun0flower5386:20180416221828j:plain

1992年、米国シアトルにて創業。なんとスタバと同じシアトル発のコーヒーショップ。そしてスタバに次ぐ第2位の売り上げを誇るんだとか。

 

 

 

スタバの真似のような形で始まったタリーズ。スタバに隣接する店舗展開をしていたらしいです。(ほんとか…Wiki)それを表す驚きのジョークが。

 

 

タリーズコーヒーを探す最も簡単な方法は、スターバックスの前に立ち、あたりを見回すことだ」というジョークがよく言われる。

タリーズコーヒー - Wikipedia

 

 

スタバに対抗心メラメラのタリーズ。日本とは別の法人みたいですが、なんと2012年に倒産しています。まじか。日本法人への影響はなかったみたいですが…。

 

 

 

競売の結果、アメリカの俳優が920万ドルで落札。競合の『シアトルズベストコーヒー』もスタバ傘下に入って、ますます競争してたんですね。

 

 

 

タリーズコーヒーの歴史 in Japan

日本では、伊藤園の子会社がタリーズをやってます。あの伊藤園です、「お~〇お茶」の。ええ。

 

 

 

日本法人創業者の方が交渉して、営業権を獲得。タリーズ1号店は1997年の8月7日です。…タリーズよりも私の方が年上なのか…おおぅ。(ということは、コナン君と同い年くらいですね。)

 

 

 

翌年1998年にはタリーズコーヒージャパン株式会社を設立。2001年に上場(ジャスダック)、2002年に持株会社に移行しています。で、2006年に伊藤園に譲渡。

ちなみ当初のタリーズのターゲットは、25歳以上の世代なんだとか。確かにスタバの方が若いイメージがあります。女子大生が「スタバの新作!」と言ってインスタに上げるみたいな。

 

 

 

 スターバックスは1996年に日本に出店しています。

日本で完全に独立して運勢をしているのではなく、はっきり米国法人のブランディングや意図が汲み取られている点が少しタリーズと違うところでしょうか。

スターバックス - Wikipedia

 

 

 

売り上げは大幅増

f:id:sun0flower5386:20180416221510p:plain

 

 

 

やはり売り上げは伸びてますね。

タリーズは、スタバカードに対抗して(?)タリーズカードも作っています。

 

f:id:sun0flower5386:20180418073753p:plain

 

このように、デザイン性に目を付けて『おしゃれである』イメージを付けさせるのは、まさにスターバックスの後追い、というような印象を受けます。それが良い悪いの話ではなく。

 

 

 

スターバックスはフラペチーノがプレスで売り出すメインの商品となっていますが、タリーズにはフラペチーノの概念はありません。

 

 

 

また、パスタなどの商品はスターバックスにはありませんし、客の入りにも違いがあるように感じます。タリーズもスタバ同様、電源&Wi-Fiが整っていますが、スタバの方がMac広げて長居する人が多いイメージ(勝手)。

 

 

 

実際問題、スターバックスにはないものをタリーズが持っているからこそ支持されるのでしょう。

真似をしたから悪い、のではなく、模倣した先にどう工夫するか。それでビジネスの明暗が分かれていくのかもしれません。

 

 

f:id:sun0flower5386:20180418075002p:plain

 

嗚呼、コーヒーが飲みたい。


あなたとの出会いにありがとう。またいつか。