信じたい人を信じればいい、と思った1年
「もう今年終わるね、早いねぇ」
なんて会話を何万回繰り返しているのだろう。使い古された陳腐な言い回しにへらへらしながら、一日一日が過ぎていく。
さて、縁あってこのページを見ているみなさんにとって、2019年はどんな日々だったでしょうか?
私にとっては、とてもとても大きな転換点となる年でした。ずっと目指していた、経済的自立を果たして。のろのろとデザインの勉強も始めた。上司にも同期にも恵まれ、ノリに乗ってる案件に携われた。
学生時代に描いていた、(学生時代といっても1年前くらいだけど)憧れに向けて一歩ずつ歩を進めてきた感覚。社会人になったから突然どうこうというのは全くなくて、全ては学生時代からつながっていってる。点と点を結んでいっているのだ。
ああ、こんな大人になりたいな。と思える人たちに出会えたことが、やっぱり人生を素敵にしていってくれていると思う。そして彼らの生き方を見て、話を聞いて、考えて、学んでいく。
社会人なりたての頃は特に、色んな人からいろんな話を聞く。よく知りもしないおっさんからアドバイスじみた話を聞かされたり。こちらの事情をガン無視で笑われたり。まじうぜぇ、と思うこともあった。興味ない自慢話がどうも耳に入ってきたり、聞いてもいない裏事情を教えられたりもした。
ノイズは多いけれど、その中のどれを選び取っていくかは、自分の責任でもある。すべての言葉を真に受けたり、いまの職場しかないと思いこんでしまうと沼にハマっていってしまうだろう。
大変申し訳ないけど、下らない話に付き合ってられるほど人生は長くない。
自分が心から尊敬できる人たちと、一緒になって何かを達成する。そのことに、この貴重な人生を使ってやろうじゃないか。
社会人でも、学生でも、主婦でも、お年寄りでも、主夫でも、関係ない。仕事がどうこうじゃなくて、やっぱり生き方を考えていきたいんだ。
生き方を模索する旅は来年も、ずっとずっと続いていく。終わることなんて無いかもしれないけれど、この時間がいちばん"その人らしさ"を作っていくように思うのだ。
いつもありがとう、来年もよろしくね。私は私の旅を、あなたはあなたの旅を、つづけていきましょう。