自分に自信はなくても、自分が出会ってきた人たちの素晴らしさには自信がある
社会に出て約半年となる。
「シャカイジンってなんだよ、人は生まれた時から社会的な人なんだから社会人なんだよ、学生とそんな変わらんだろ!」と思っていたけど。
確かに社会人になると、諸々感覚が変わっていくような気がしている。労働の対価がかなり大きくなるし、自分でスキルアップしなきゃいけないし、日々の生活も体調不良も主に自分の責任だし、あとは飲み会が会社の経費で落ちたりとか。
ふんふん、社会人、全然悪くないぞ。むしろ楽しいぞ、という感じ。おそらく、私が学生時代に出会ってきた素敵な大人たちの影響もあるのだろうと思う。
社会に出ても学び続けている大人たち。学生の成長に寄り添って、尊重してくれる大人たち。学生の悩みにも向き合って、そして自分自身も悩みながら仮説検証を繰り返していく大人たち。
彼らの背中を見ていたから、社会人になることが嫌ではなかったし、楽しみであった。「ずーっと学生で、遊んでたい!」という人もいたけど、"あそぶ"ことへ大きな価値を見出せていない私は、むしろ早く社会へ出たかった。
そして不思議なことに、今も素敵な大人たちと一緒に仕事をしている。
いやはや、自分は幸運だなと思う。引き寄せてるのか、あるいはダメな大人は自分の中で完全に無視してるだけなのか分からないけれど、ともかく素晴らしい人たちと出会う確率の高さよ。色違いポケモン並みのレアキャラのはずなのに、草むらにバンバン現れてくる感じである。
私のエネルギーの源は彼らだ。
デフォルトで自分に自信がない私だけど、自分が出会ってきた人たちのことは、誰より素敵だと思うし、胸を張って自慢できる。それは自分の中で精いっぱいの自己肯定感の高め方である。
彼らと出会ってから私も少しずつ変わって、そしていつか自分にも、自信を持てたらいいなと思う。そうやって生きていきたい。