アンダルシアの犬

Un Chien Andalou

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言葉に「重さ」はあると思いますか?

言葉が軽いな、と感じることがある。 相手に対して「あんまり言葉を選んでないだろ…」と思うとき。「それって、みんな同じようなこと言ってるよね」と感じるとき。あるいは「そんなこと言ったっけ?」と自分の言葉がふわふわ宙ぶらりんになってしまったとき…

陸に乗り上げた船を撮るカメラマンと、14歳の少女の話

画像は(https://orizume.com/)より 被災地へ行ったのは5月のことだった。関東と違ってまだ肌寒く、やけに風が強い日だったことを覚えている。 私の身内に死者はいなかった。だけど、街全体を覆う悲しさと死の香りに、胸がふさがる想いだった。外部から来た…

思考停止ワード「無自覚なストレス」とどう向き合うかを考える

ストレスという言葉が好きじゃない。まぁ、好きな人はあんまりいないんだろうとは思うんだけどね。というのも、この「ストレス」という言葉によって、次の行動をどう起こすべきかが全くわからなくなってしまう気がしているのだ。ストレス社会云々は聞き飽き…

「見返りなんて要らない」自分に嘘を吐いて苦しくなった話

giveできる人間であれ。与え続ければ、必ず自分に返ってくる。そんな感じの言葉がよく目に入るようになった。 でも。与えるだけで見返りを求めないことは、本当に良いことなのだろうか? 例えば、キングコング西野さんのブログではこんなことが書かれている…

なぜ日本人は北欧のインテリアとフランス人の服に憧れるのか

なんだか「北欧」とか「フランス」って、すごくすごく、「素敵なもの」として取り上げられている機会が多いのではないかな、と感じる。完全に主観だけど、これを読んでくれているあなたは、どうだろうか。そう思わない? 例えば、ちょっと古いけどこの本。 …

「居場所」という勘違い

居場所という言葉は便利だけど、実体がなくてふわふわしていると思う。英訳もしづらいから、本当に日本語独特の響きがある。 高校生の居場所づくり、居場所がない、居場所が欲しい、居場所事業、とか、”居場所”という言葉がごく自然に、日常に溢れている。と…

オールジャンル読書女子が選ぶ、心から読んでよかった本【2015〜2018年まとめ】

本が好きなのは、なぜだろう?とたまに思うけれど、理由なんてよく分からない。気がついたら本を読んでいて、それはごく自然なことなのである。忙しくて本を読めていない時、「あ、本が足りない」と思うし、自分の中で大切な本と出会った時に、「幸せだなぁ…

「自分にしかできないこと」なんて無い。そう気付いてからすべきこと

先日、あるひとのnoteに「残念ながら、自分はどうあがいても特別じゃない」ということが書いてあった。自分から見てすごいなぁと日頃思ってた人だったので、「あんなに活躍してる人でもやっぱりこんな風に思うんだな」としみじみ感じた。まさにその通りであ…

【ほどほどなミニマリスト】メルカリ基準の買い物のススメ

インスタには、「#持たない暮らし」というタグがある。 何でもかんでもモノは手に入り、ついには「OK、Google!」だけで買い物も調べ物もできちゃう!という恐ろしい時代を生きている私たちは、時折「シンプルさ」への憧れも抱いたりもする。もちろんそうで…

【インフルエンサー未満の私へ】読まれるコンテンツになったとして、何がしたいの?

最近、コンテンツの消費者と生産者のバランスが上手くいってない感じがしている。「読まれるブログとは?」とか「いいねを貰うためのSNS運用」のようなフレーズがしょっちゅう目に入るし、インフルエンサーがどうのこうの、みたいな話は毎日Twitterで流れて…

この世に写真がなかったら、今より一瞬一瞬を大切に出来るのだろうか

「まじ映えじゃないこれ?」 なんていう、イマドキ感抜群の言葉が同期の口からこぼれ落ちて、なんだか居たたまれなくなってしまったのはついこの前のこと。 パシャパシャと写真を撮るのが当たり前になって、「おしゃれな写真撮りたいけどもはや一眼とか要る…

「田舎でスローライフ」は都市住民のエゴなのか?

田舎という響きの良し悪しは、聴くひとの生まれや育ちによって大きく違ってくるんじゃないかと思う。 「地元とかまじでなんもないよ」 「田舎嫌い!」 「田舎にいてもやることないし」 と、いう話も聞く。そうなのか?実際、私には「田舎暮らしの辛さ」がさ…

自立とは、ググる力を持ってること

4月から社会人かぁ、なんてぼんやり考えている。”学生”から”社会人”という肩書きに変わるに当たって、「いや、別に大して変わらんだろ」と思う反面、「いよいよ私も社会人なのね!えっへん!」という気持ちがないわけでもない。大人と子ども、学生と社会人…

恋というより愛の人

恋することが苦手である。 恋ってなんだろう、って考えたとき、それは多分人を好きになるということだと思うんです。何に惹かれるかは人それぞれだけど、そこに確かな何かがあるはずで。 恋する、というより恋に落ちるというのかな。どうしようもなく好き、…

言葉にすることで失われるもの

言語がない世界ってどんな感じなんでしょう。例えば犬はどうやって会話をしているんだろうかとたまに思う。 基本的に、私たち人間からはただ"吠える"だけに聞こえるコミュニケーションも、実はものすごく計算されているものだったりして。「この前散歩のとき…

あなたと冬を過ごしたい

冬が嫌いだった。 根っからの冷え性体質で、手が氷のように冷たくなるから。「手ェ冷たいね」って言ってぎゅっとしてくれる人がいる時はいいけど、離れていたり、居なかったりすると自分からはどうしても発熱できない。昔「死人の手みたい」って言われてショ…

20代前半で辞めてよかったことリスト2018

「大学卒業後、自分が何をしたいかが分かりません」なんて話はしょっちゅう聞きますよね。いや、ほんとそれ。いきなり「何がしたいん?」と聞かれる恐ろしさよ。そりゃあ私もやりたいことはぼんやり分かってきましたが、それを論理的にちゃんと説明できるか…

災害のときに痛いほど分かる、人がそばにいる幸せ

2018年に関西を襲った台風21号は、深い爪痕を残していきました。私は関西にいたのでこの台風が主な関心になっていますが、2018年という年は、酷暑、豪雨、台風、地震と災害に見舞われまくった年だと認識されて良いのではないでしょうか。

絵本作家は天才過ぎる

「実は、あの〜私ですね…恥ずかしながら、海外で日本の絵本を読んで泣いたことがあるんです。」 はい、そうなんです。東南アジアに2ヶ月くらいいたことがあるんですけど、そろそろ日本が恋しいなぁって時に星乃珈琲店に入って。(日本よりも食べ物系が売れる…

生きづらさを嘆いて"生きやすい人生"を探したとして君は

"生きづらい"という言葉をよく見るようになったのは、ここ2-3年だと思います。私自身の変化もあるんだろうけど、LGBT、外国籍、女性、障がい等、多様性を認める動きが社会全体として盛んであることは事実ではないでしょうか。

来来来世の人生設計をしよう

来世は火星人になるつもりです。 火星人というと少し語弊があるかもしれないのですが、詳しく述べると火星で生まれた元地球人。性別は女の子がいいなぁ。なんやかんやで女の子、楽しいですからね。

君の履歴書は誰も添削することができない

日本の4年制大学卒業を控える、若者の就職活動はとても不思議なものです。 なんといっても大学4年生は一斉に「ヨーイドン」と就職活動を始めるのです。人によってばらつきはあるけれど、大体3年の夏〜4年の春の間にスタートダッシュを切ります。

興味はナマモノだから冷蔵庫に入れとけ

暑過ぎて冷蔵庫を開けるたびに「幸せ~~」ってなる季節ですね。 「暑いですねぇ〜!」が挨拶ですよ2018夏。記録的猛暑!って毎年言うよね。あれは何なの?地球寒冷化はどうしちゃったの?!という感じですまったく。

カフカがとても好きですという話

フランツ・カフカ。知っていますか?「ある日、目が覚めたら虫になっていた」で有名な『変身』を書いたチェコ人作家です。税関で務める傍ら執筆活動をし、死後に20世紀を代表する作家として認知されましたが、彼はネガティブな名言を残している作家としても…

天災で、人が死ぬということ

誰を、何を責めればいいのかわからない状態が一番つらいと思う。それはどんな状況でもそうだ。 例えば、仕事で何かやらかしたこと、成績が上手く伸びないこと、友人のように出世できないこと、恋愛・就職がうまくいかないこと。どう考えても自分の責任で、現…

「高卒者は大卒者が嫌いなんじゃないか」恐怖症

私は有難いことに、大学へ行きました。それも親の金で。そんなのほとんどの大学生がそうだろ、と一瞬思われるけど、視野を広げると全くそんなことはなくて。 自分がここまで学べたのは、親による支援が大きいです、もちろん。やりたいことをやって良いよって…

「有能」のレッテルにある棘

わりと何でもこなす方だと思っていたときが、ありました。 勉強したら、テストでもそこそこの点数が取れる。 仕事も、ちゃんと頼まれたこと以上のことをしようと努力した。 プライベートも、友人関係も、関わってくれる人は大切にしていた。 でも、何かが足…

私は私が創り上げた「普通」になりたかった

就職活動という、自分の人生を見つめ直す時間が与えられているなんて。なんて幸せなんだろうと思っている今日この頃です。 で、そのおかげで幼少期から大人までのいわゆる「自分史」を振り返る機会が多かったんです、最近。人に歴史あり。 そこで気付いたの…

【タリーズの逆襲】近年オシャレになったコーヒーショップの裏側

タリーズコーヒー、最近増えたと思いませんか? 「あれ、こんなところにタリーズがある…」 と、前まではスタバかドトールしか注意してみてなかった私ですが、気づけばタリーズを見かけることが多くなっていました。 そして最近はパソコンをいじるようになっ…

誰もが世界の貧困を知っているのに、手の差し伸べ方が分からない問題。

大学生になると、いわゆる”途上国”に行く人って増えますよね。 やはり大学という、比較的自由な時間を取れる機関に入ると、何かしら自分が見たことがないものや日本では感じられないものに興味を持つのは普通なのではないかなと思います。私もその一人なので…