日々のブログ

Un Chien Andalou

ブログ移転のお知らせ

タイトルの通りです。今後、はてなではなくnoteから発信してまいります。理由としてはやはり、実名で発信していこうという気持ちになったこと、そして多くの知り合いがnoteから発信していることが大きいです。 これまでに書いた記事は大切に、加筆修正してno…

「精神年齢が高いことがつらい」大人っぽいけど大人になれない自分について考えた

他者が思う自分と、自分が思う自分と。そのギャップに苦しむのはもはや人生を通した試練ではないかと思う。 私が他人からよく言われるのは、「落ち着いてるね」「大人っぽいね」「仕事できるね」「容量がいいね」「お金持ちっぽい」「バイオリン弾いてそう」…

「お金がない」感覚が人に最もストレスを与えるのではないか

私の感情を体現した表情のねこである 生まれた家庭の経済力というのは、ある程度人格形成に影響を与えるはずだ。やっぱりお金持ちの家庭で何でも買ってもらえた人と、「節約しなさい」と言われ続けて育った人とでは、根本的に感覚が違う。 私は後者なのだが…

終わりのないCSRと、私たちは何をしてしまったのかについて

CSRとは、企業が倫理的観点から事業活動を通じて、自主的に社会に貢献する責任のことである。と、Wikipediaにはある。 CSRは就活生へのアピールになる、こともあるかも知れないし、投資家からの評判が良い、かもしれない。ESG投資という、環境・社会・企業統…

「甘いものを一緒に食べたい人」は特別という話

女子とダイエットと甘いものは、切っても切れない関係にある、かのように思わせてくる世間さま。 こんな環境で育っては、20代女性に対して「あぁやっぱり女は甘いもの好きだよね」「 パンケーキとかタピオカとかよく行くでしょ」と思われても仕方がない。 し…

信じたい人を信じればいい、と思った1年

「もう今年終わるね、早いねぇ」 なんて会話を何万回繰り返しているのだろう。使い古された陳腐な言い回しにへらへらしながら、一日一日が過ぎていく。 さて、縁あってこのページを見ているみなさんにとって、2019年はどんな日々だったでしょうか? 私にとっ…

次世代の占いチャンネル「占いラボ」が面白い

YouTubeチャンネル「占いラボ」。自己理解としての西洋占星術やタロット占い、数秘術など、役立つ&面白いコンテンツ満載の内容をご紹介します。

死にたがりの朝井リョウと、真顔で冗談を言う伊坂幸太郎。「螺旋プロジェクト」読んでみた

狂ったように本を読んでいる。社会人になってからはほぼ毎週図書館へ行き、週に4-5冊は読むようになってしまった。その姿は浮世離れした山姥の知識欲を満たすが如し。一体どうしたんだろう、私。 最近、螺旋プロジェクトの2冊の本を読んだ。朝井リョウの『死…

たとえ理解できなくとも、他人のこだわりを馬鹿にする人にはなりたくない

アイシャドウって、なんであんなに色がたくさんあるのだろう。それ以外にも、ネイルとか、洋服の色とか、なにやら女子の周りは「ニュアンスカラー」や「ありそうでなかった色」、「コピーが面白い色名」が気に入られやすい。あれは何なんだろう。 「べつにど…

日本語で生きるのに向いてない

「あなたは間違えて日本に生まれてきちゃったんじゃない?」 かつてホストファミリーに言われたこの言葉は、当時大学1年生だった私の中で妙に腑に落ちた。 本当は、あるいは前世では、日本じゃなくて、英語圏で生まれていて。私は英語を使って暮らしていた。…

「デザイン」って言えばなんでもかんでもカッコ良く見えてしまう病

デザインを勉強したいなぁと思い始めて早1年を超えました。去年の夏は、就職先どうこうでまだ迷いがあった。今思うと、本当に素晴らしい出会いがあって、充実した日々だったなぁと感じる。 で、とにかく私は就職先を決めるとき、「デザイナーになりたいかも…

自分に自信はなくても、自分が出会ってきた人たちの素晴らしさには自信がある

社会に出て約半年となる。 「シャカイジンってなんだよ、人は生まれた時から社会的な人なんだから社会人なんだよ、学生とそんな変わらんだろ!」と思っていたけど。 確かに社会人になると、諸々感覚が変わっていくような気がしている。労働の対価がかなり大…

「君に脇毛が生えていたとしても、好き」

電車の中で、必ず激しく主張してくる脱毛の広告。何故か電車というメディアがぴったりなようで、不思議なくらいたくさん並んでいる。 夏前に!ツルツルに!モテる肌に!安心の医療脱毛!勝負できる肌に!今だけ100円!月額3,980円!…などなど。謳い文句はど…

夏休みの図書館に漂う、青春の匂い

図書館は、夏の間大忙し。読書感想文を書くために、受験勉強をするために、夏期講習の宿題をするために。たくさんの子どもたちが足を運ぶからだ。 …と、図書館で働く母から聞いた。 真夏の図書館は、なんだかそわそわする。じっとしてることが上手にできない…

【ミニマムに贅沢をする】一生使える生活の道具まとめ

「モノを少なくしたい。なるべくなら、長く愛着を持って、モノを大切にしたい。」 ミニマリスト、断捨離、こんまり、などが一通り世間で流行っても、それでもまぁ経済は回るわけで。売られるモノの数が激減するわけでもなく、むしろ『ミニマリストになるには…

「丁寧さ」のちから

髪を切ってから生きやすくなった気がする。髪が長かった時代を振り返るたび、当時はとても無理をしていたなぁと思う。髪の毛を染めたり、巻いたり、いい香りのするスプレーをつけたり、なんて。本当は性に合ってなかったのだろう。 美容師さんが「絶対に可愛…

誰も見下したくなんかないのに

あなたはこういう人だ、と決めつけられることに耐えられない。「これ、好きそう」とか「そういうの得意そう」とか、そういうのも嫌いだ。 思うにこれは、他人に簡単に理解されたくない気持ちの表れだと思う。私のことなんかちっとも知らないくせに、と。分か…

「将来の夢」を描きなおすということ

最近とても怖いことがある。 今がもう既に、幼い頃に思い描いた「将来」なのだということ。それが、私はとても恐ろしく感じられる。 今の自分と、昔描いた自分とのギャップに驚いている。そして今からまた描き直さなくてはならない「将来」が不確かで不安だ…

広告拒絶世代に効いた「opera」のマーケティングがすげぇ

「いやあ〜〜、ここ最近、ずっとオペラ祭りでしたね。」という言葉に、全力で頷きたいのは私だけだろうか。 まじでやべぇーーーー、すげぇオペラ!おおオペラ!という感じである(謎)。一言で言うと、20代女子のど真ん中に、ある日突然ぶっ刺さって来た広告だ…

5月の真夏日に浮かされて

あっつ。い。 な ん だ こ れ は。 世界は今が5月ということを忘れていらっしゃる?これは何?なんなの?よく考えて、暑過ぎて死んでしまうではないか!地球温暖化かよ! …というくらい暑いですね。もう夏です。皆さん、夏ですよコレ。でも真面目な話、これ…

私だってインスタにダニエルウェリントンの割引コードを書いてみたい

高校時代、とっても可愛い先輩がいた。その人は恐ろしく可愛くて、染めた綺麗な髪をなびかせて、お人形のように笑う華奢な人だった。学内のファッションショーなんてその人のためにあるんじゃないかと思うくらいで、独特なセンスの光るドレスを纏った彼女は…

【西村佳哲さん講演レポ】人の話を「きく」とはどういう事なのか?

西村佳哲(にしむら・よしあき)さんは、働き方研究家という肩書きで活動をしていた(確か今はなんか違うかもみたいな話をどっかでしていた)、つくる・書く・教えるを生業としている人だ。著書も多くあり、特に『自分の仕事をつくる』はベストセラーになっ…

心の中にあいみょんを飼う

4月がジェットコースター並みの速さで過ぎ去りつつある。そして休日の素晴らしさ、晴れていること(洗濯物が乾く)のありがたさをひしひしと感じる。あぁ、今日も今日とていい休日だ。 ぽけっとして朝コーヒーを飲んで、スマホやら本やらを眺めてゴロゴロして…

「ディズニーを好きな女の子」でいられないよ

ディズニーランドが苦手だ。最後に行ったのは卒業旅行だっただろうか。たぶんもう、一度も足を踏み入れないだろうと思う。 決してウォルトディズニーを否定しているわけでも、キャラクターが嫌いになったわけでもない。ダッフィーとかミッキーとか、とっても…

「自分を信じる」ことを諦めた心地よさ

とても暖かい日が続き、ついに半袖を引っ張り出してしまいました。日が昇るのも早くなって、なんだかすごく嬉しくなってしまいます。 私事ですが、最近生活が一変しました。 学生から社会人になって、一人暮らしを始めて。研修を受けたり、歓迎していただい…

"活動休止"がファンをぬか喜びさせるワードになりませんように

www.janne.co.jp 新年度早々、とんでもないニュースが入ってきたのでびっくりしました。ヴィジュアル系ロックバンド、ジャンヌダルクの解散です。 正直私は世代じゃないし、たまたまブラックジャックを読んでいてYouTubeか何かでジャンヌダルクの「月光花」…

言葉に「重さ」はあると思いますか?

言葉が軽いな、と感じることがある。 相手に対して「あんまり言葉を選んでないだろ…」と思うとき。「それって、みんな同じようなこと言ってるよね」と感じるとき。あるいは「そんなこと言ったっけ?」と自分の言葉がふわふわ宙ぶらりんになってしまったとき…

陸に乗り上げた船を撮るカメラマンと、14歳の少女の話

画像は(https://orizume.com/)より 被災地へ行ったのは5月のことだった。関東と違ってまだ肌寒く、やけに風が強い日だったことを覚えている。 私の身内に死者はいなかった。だけど、街全体を覆う悲しさと死の香りに、胸がふさがる想いだった。外部から来た…

思考停止ワード「無自覚なストレス」とどう向き合うかを考える

ストレスという言葉が好きじゃない。まぁ、好きな人はあんまりいないんだろうとは思うんだけどね。というのも、この「ストレス」という言葉によって、次の行動をどう起こすべきかが全くわからなくなってしまう気がしているのだ。ストレス社会云々は聞き飽き…

「見返りなんて要らない」自分に嘘を吐いて苦しくなった話

giveできる人間であれ。与え続ければ、必ず自分に返ってくる。そんな感じの言葉がよく目に入るようになった。 でも。与えるだけで見返りを求めないことは、本当に良いことなのだろうか? 例えば、キングコング西野さんのブログではこんなことが書かれている…


あなたとの出会いにありがとう。またいつか。